キノコダ家の胞子活動

キノコ好きな息子と それを見守る父のブログ

タマゴタケ①~出会いから7年間~

「タマゴタケ」というキノコ、知ってますか?

 

最初は、卵(たまご)のような外被膜(がいひまく)に覆われています。やがて頭頂部が割れ、そこから可愛らしい鮮やかな赤い傘が顔を出します。ニョキ。

 

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外皮幕を割ってみると、こんな感じ。初めてナイフを入れたときは少し緊張しました(^^;

毒キノコの多いテングタケ科のキノコの中で「食べることができる」のも特徴です。

 

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成長すると、こんな感じになります。ニョキニョキ。

この写真は初めてタマゴタケに出会ったときに撮影したものです。

 

さて、

タマゴタケに出会ってから、今年で7年。毎年タマゴタケに出会い、息子と共に写真を撮ってきたので整理してみました。

 

①2016年9月17日に撮影。息子4歳、幼稚園の年中。

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初めてタマゴタケに出会いました。絵本や図鑑でしか見たことがなかったので、息子も私も感動したものです。傘の朱色が本当に鮮やか!黄色と橙色のだんだら模様の柄(え)もオシャレです。

 

②2017年8月6日に撮影。息子5歳、幼稚園の年長。f:id:kinokoda:20230330205140j:image

息子の行事の最中に、知り合いが偶然発見。巨大なタマゴタケに驚きました。初めてタマゴタケを食べたのも、この年です。非常に美味♪ ちなみに、タマゴタケの長い柄の中身は中空。細くて長いのに丈夫にできています。

 

③2018年9月16日に撮影。息子6歳、小学1年生。f:id:kinokoda:20230401173822j:image

採取してきたタマゴタケを喜んで料理する息子。ツボ(基部の白い所)の部分は苦いとの事なので、ペリペリっと取り外しています。この後、小麦粉をまぶしてフリッターに。私は赤ワインといっしょに頂きました。

 

④2019年9月7日に撮影。息子7歳、小学2年生。
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タマゴタケのフェアリーリング菌輪:きんりん)を発見!タマゴタケの輪の中で、小躍りしています。妖精の世界への入口とも言われるそうですが、本当に不思議な光景でした。この後、タマゴタケの炊き込みご飯に挑戦。これまた美味。

 

⑤2020年8月2日に撮影。息子8歳、小学3年生。
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軍手に、スコップ、ビニール袋。息子の装備が少しずつ整ってきました。冒険者で言えば、見習い段階でしょうか。ツボの中から、顔を出しかけているタマゴタケが可愛らしいです。白と赤のコントラストがおめでたい(^^)

 

⑥2021年7月24年に撮影。息子9歳、小学4年生。

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この年は、タマゴタケの群生が見られました。写真は4連タマゴタケ。息子は大興奮でした。キノコを入れるカゴを購入し、デジカメも用意しています。データはキノコだらけ。

 

⑦2022年8月21日に撮影。息子10歳、小学5年生。

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この年もしっかりタマゴタケを発見。柄(え)の上方から垂れ下がったヒダのあるツバ。朱色から黄色へとグラデーションのある傘。キレイですねー。何本か持ち帰り、素焼きにして頂きました。

 

以上、タマゴタケと息子の7年間を振り返ってみました。

タマゴタケを探すのも、見るのも、食べるのも大好きな息子です。今年の4月から小学6年生になりますが、今後もタマゴタケとのよい出会いがあればいいなと思います。

 

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