キノコダ家の胞子活動

キノコ好きな息子と それを見守る父のブログ

アミガサタケでイカ飯ですよ2023.04.09

ガリアミガサタケが今年もはえました!(4月3日に発見)

昨年は「4月30日」に同じ場所で発見しましたので、3週間ほど早いですね。

 

以前の記事「トガリアミガサタケでクリパだ!」については以下をご覧ください。

kinokoda.hatenablog.com

 

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2023年2月18日の様子。まだ雪が残っています。菌糸たちは地下で準備をしています。おそらく。


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2023年4月3日の様子。とうとう生えました!

どこにあるか、わかりますかー?

 

答えは下の写真に。

 


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ここですよー。ニョキ。桜の木の根っこ付近からこんにちは!


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双子アミガサちゃんや、


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おじぎアミガサちゃんも発見。なんかかわいい。

 

4月8日に、息子も見学にやってきました。

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真剣な眼差しで、パシャリ。後ろでは桜が咲いてます。アミガサタケは、この時期なんですよね。


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スコップで丁寧に掘り起こしました。


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拡大してみるとこんな感じ。傘のヒダヒダに吸い込まれそう…。


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家に持って帰り、顕微鏡で胞子の様子を観察しました。「子のう」が見えましたよ。

 

次の日の朝。4月9日に料理開始。f:id:kinokoda:20230409120546j:image

標本として乾燥させたもの以外、全て料理に。

 

★1品目。
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アミガサタケの柄(え)を切り、中の空洞に生米を詰めていきます。グイグイ。


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お米が出ないように、楊枝(ようじ)で封をして、追加の生米を入れて20分。


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「トガリアミガサタケのイカ飯風」の完成です!

 

★2品目
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ペンネを茹でながら、「生クリームとコンソメとアミガサタケ」を入れてソースを作ります。

ちなみに、ニンニクや玉ねぎ炒めたものを入れたり、マッシュルームを入れたりしても美味しいようです。


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「トガリアミガサタケのクリームペンネ」の完成です!


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美味しそうですね~

 

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バクバク食べる息子。

クリームペンネは出汁(だし)のうまみが出ていて、前回のクリームパスタと同様に美味しかったです。

 

しかし、驚いたのは「イカ飯風」。シイタケのような、でも更に上品で濃厚な感じの旨味が染み渡るのです。

お米は、そのだし汁を吸って高級雑炊のようになります。飲んだあとの締めに食べたら最高。The旨味。

アミガサタケは「クリーム系にしか使えない」と思っていてスミマセン。

 

いやぁ、本当に美味しかったです!

 

 

尚、アミガサタケには毒成分が少々含まれているということで、サッと茹でこぼしてから調理をしております。野生のキノコを食べる場合は、専門の方に相談するなどしましょう。

 

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